涙やけとは？

 

 

 

わんちゃんの目頭あたりから下の毛が赤茶色に変色してしまう涙やけ。

特に白色やクリーム色の被毛のわんちゃんは目立ってしまいます。

可愛い愛犬の顔にできてしまうと気になりますよね・・・

 

私事ではありますが、実は私自身チワワ×マルチーズの白色のわんちゃんを飼っています。

白色なのですごく気になり食事とケア方法を調べて実際にやっているおすすめ方法、涙やけがなぜできてしまうのかその構造をご紹介したいと思います。

 

 

なぜ涙やけができてしまうのか？

 

 

簡単に説明すると涙の量が増え目から涙が溢れ、その涙が被毛に付き変色してしまい涙やけができてしまうのです。

 

涙の排泄の構造

 

 

わんちゃんの目は、涙腺から涙が出て目の表面を覆うことで目の乾燥を防いでくれます。

涙は涙腺から目頭にある涙点と呼ばれる穴へ入り鼻涙管を通って鼻腔に流れます。

この循環がうまくいかなかったり、涙の量が異常に増えたり、目に涙をためられずに目から溢れてしまうことで起こります。

 

涙の量が増え溢れる原因は大きく分けると3つあります。

1. 異物が目に入る、または目の周りの毛が目に入り涙の量が増える
2. 鼻涙管が詰まり鼻腔へうまく涙を排泄できずにあふれてしまう
3. 食べ物や花粉、ノミのアレルギー反応で目の周りに症状が出て涙の量が増える

 

花粉やノミといった外部からのアレルギーの場合は動物病院での治療が必要になりますが、それ以外が原因で涙やけが起こっている場合は改善できるところから試してみてはいかがでしょうか。

 

 

すぐ出来る涙やけの解決策

 

 

■目の周りの毛が目に入らないようこまめにカット

自宅でカットできる方は目に入りそうなくらい伸びてきたら切ってあげてください。

私は経験が無いのでカット中に愛犬が動き目を傷つけてしまうのが怖いので、トリミングに行く際に目の周りは短めにカットをお願いしています。

 

■フードを変えてみる

わんちゃんによってアレルギーの有無、何のアレルギーを持っているのかは人間の赤ちゃんと同じで食べさせてみないと分からないのですが特定したい方は動物病院で検査してもらうことができるので受診して食事を見直すことも良いと思います。

私は、検査していないのですが犬が消化しにくいと言われている小麦に多く含まれるグルテンは食べささないようグルテンフリーのフードにしています。

 

■涙が出ていればこまめに拭いてあげる

おすすめしたいのは、ホウ酸水を作ってコットンや拭いてあげるガーゼに含ませ優しく拭いてあげることをです。

犬の体温は人間より高く平熱で37.5～39度あるといわれているので雑菌がいれば繁殖しやすいのです。

ホウ酸には殺菌効果があるので涙に細菌が繁殖してる場合もあるので、涙を拭いてあげるのと同時に殺菌もできます。

 

 

ホウ酸水の作り方

 

 

【 必要な物 】

• ホウ酸(薬局で購入可能)
• 精製水(薬局で購入可能)
• 容器(煮沸消毒しても可能な耐熱容器)

 

【 作り方の手順 】

1. 容器を煮沸消毒し乾燥させておく
2. 精製水150mlを60度くらいまであたためる
3. 2に3gのホウ酸を入れ混ぜて溶かす
4. 冷ました3を1へ移し入れる

耐熱容器であれば容器はどんな形でも構いませんが、コットンに含ませ拭いてあげるのでポンプタイプの容器が使いやすくおすすめです。

ホウ酸水をコットンに含ませ優しく涙やけを拭いてあげましょう。

 ちなみに・・・私の愛犬おもちの涙やけのビフォーアフターです。

 

 

お迎えをした生後2か月の時は涙やけがあった私の愛犬ですが、毎日のホウ酸水ケアとグルテンフリーのフードで今では涙やけは無くなりました！

全てのわんちゃんが同じというわけではありませんが、日々の積み重ねが大切だなと感じたので涙やけに悩んでいる方は参考にしてもらえればなと思います。